二人で考えすぎるブログ

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好きなことを仕事にする為には?

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こんばんは。しょうがとみょうがが苦手な十専口人です。

「好きなことを仕事にできると良いね」
このフレーズよく耳にしませんか?実際に口にしている人も多いでしょう。

本当に実現できている人はそれで良いと思いますが、できていない人はどういう気持ちで発しているのでしょうか?希望?それとも諦め?
今回はそんな人達に思うことを書きます。

好きなことを仕事にできない理由

そもそも、好きなことを仕事にするとはどういうことでしょうか?
サッカーが好きだからサッカー選手になる。
洋服・ファッションが好きだからアパレル業界で働く。
デザインが好きだからデザイナーになる。
簡単に言うとこんな感じでしょうか。聞こえは良いし、誰しも最初は望む生き方だと思います。しかし、好きなことを仕事にしたが為に苦しむことも多いのです。
それは好きなことを好きにできない状況があるからです。実際にやってみて初めて、理想と現実のギャップに気付き、当初思い描いていた生き方が、いかに希望的観測に過ぎなかったのかを知ることになります。好きであるが故に、好きなものは好きのままでいたい。好きなようにやるものとして取っておきたい。そんな気持ちから仕事を辞めた人も沢山いると思います。私も同じような経験をしました。

転落人生

私は高校生の頃、父の手伝いで地元のストリートミュージシャンのPV制作をしたのがきっかけで、映像制作に興味を持ちました。映像を学べる大学を選び、1浪しましたが何とか入学する事ができました。大学時代は映像制作のサークルに入って、映画やショートドラマ、ミュージックビデオなどを作っていました。その時の夢は、映画監督でしたねー( ̄∀ ̄)笑

大学卒業後、地元のテレビ番組制作会社に入ったことから、理想と現実の攻防戦が始まりました。

最初は、初めて見る世界だし、新しい知識、技術を身につける事にとにかくワクワクしっぱなしでした。しかし、それも徐々に慣れていき、1年も経つと新鮮さのカケラもなくなり、仕事を難なくこなすようになります。それから2年が経ち、ある程度仕事もできるようになると、大きな仕事を任せられるようになりました。すると今度は一転し、休む間も無く働き続け、会社に泊まる毎日。プライベートも一切なく、上司に怒られ、先輩に説教され、何の為に仕事をしているのか分からなくなりました。好きで始めた映像制作が、やらされる仕事になり、嫌いになっていったのです。仕事以外では映像のことを考えないようにしたりもしました。それでも仕事は手を抜かず、自分のやれる限りの事をやりました。

そんなある日、私は先輩にとても理不尽なことで怒られ、それまでの努力を全て否定された気持ちになって、とうとう会社を辞めてしまいました。この時から、好きだけで仕事はやるもんじゃないと思いました。

私を変えた出会い

もう映像はしたくないと思い、別の分野で、しかもフリーでやっていこうと決めました。ただ、映像制作以外にできることも無かったので、何をやれば良いのか分からず、もがき苦しみ、地獄のような2年間を過ごしました。その奮闘記はいずれまた書こうと思いますが、とにかく、その中で出会ってきた人達が私を変えてくれたのです。

その人達は、私が目指していた好きなことを仕事にしている人達。あるいは、好きなことを仕事にしようと努力している人達でした。これまでの私とは、全く生き方が違っていたのです。その人達は、生きる目的を大切にしていました。ここに好きを仕事にするヒントがあると教えてくれたのです。

好きを嫌いにならない為にやるべき事

好きからスタートとすると必ず挫折します。それは、そこに本当の目的がないからです。好きだからやるというのは、裏を返せば嫌いになったら辞めるということです。好きを目的にしているうちは、その呪縛から逃れることができません。まずはここに気づくことです。

好きなことを仕事にできたとしても、こちらの趣旨とは裏腹に、様々な人達に出会います。人と人が対する訳ですから、嫌になることも当然あるでしょう。そんな時にも続けられるようにするには、好きとはまた別の目的を仕事に見出すことです。これが生きる目的です。これは好きとは全く別次元のものです。

生きる目的をベースに考えていくと、どんな事でも好きになれます。というより、好きな事をやる為にどうしたら良いか考えるようになる、と言った方が分かりやすいでしょうか。
それから私は、生きる目的を考えることにしました。そして、その為に仕事をやる目的を考えたのです。仕事を受ける時には必ず、

何でこの仕事をやるのか?

私の人生の目的に沿っているのか?

と、その仕事をやる目的意味を考えています。そう考えることが、私のやりがいになり、モチベーションに繋がるからです。そして迷った時、嫌になった時の支えになってくれます。これは好きとはまた別の感情だと思うのです。好きなことを嫌いにならない為の予防策みたいなもの。とにかく、これをすると好きだけで仕事を判断しなくなるようになります。

最後に・・・

今の私は映像制作に携わる仕事をしています。今は映像制作が好きと言えるようになりましたし、それを仕事にできている自分は本当に幸せだと思っています。ただ、好きだからやっているという意識は全くありません。別の生きる目的の為にやっています。
本当に好きなことを仕事にしたいのなら、誰でもできると思います。でも、それができない人が多いのは、単に好きという感情が目的になっているからでは無いでしょうか?

by 十専口人

 

※今回かなり抽象的で精神論みたいになってごめんなさい。今回のテーマはかなり根が深い話でして、そう簡単に伝えられるものでもないので、今後もちょくちょく書いていこうと思います。