二人で考えすぎるブログ

二人で、考えすぎずに書く練習をしています。

人間をダメにする10の言葉

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こんばんは。最近、味噌ラーメンが美味しいと思えるようになった十専口人です。

今回はタイトルの通り、人をダメにする言葉について書いてみます。よくよく耳にするこの言葉たち。一般社会では流行のように使われています。いやー危ういです。特にこれらを口癖のように使っている人は、自覚症状のない病気に体をどんどん蝕ばまれているようなもの。言葉は、その人の思想を表します。使う言葉で、ある程度の人間性が見えてきます。

皆さんの周りにもこのような言葉を使っている人いませんか?

 

①私だって頑張ってる

「頑張っている」「頑張っていない」という精神論の話をいくらしたところで、結果が変わるわけではありません。頑張っていることに特別な意味はなく、結果どうなのか?という点にフォーカスするべきです。言うなとまでは言いませんが、それで相手が許してくれると思ったら大間違い。むしろ大怒りを買うハメになるでしょう。この言葉は、自分を慰める、あるいは納得させる為にあります。でも結局は、目の前のことから逃げているだけで、現実は変わりません。どうやったら変わるのか、時には人の力を借りるなど、結果を変える為にあらゆる可能性を模索することが大切です。

②どうすれば良いですか?

シチュエーションにもよりますが、この言葉は放棄のサインです。自分で考えることを放棄し、相手に全て丸投げしている状況。今にも「少しは自分で考えろ!」という言葉が返ってきそうです。自分で出来る限界までやりつくす、あるいは自分で考えられるだけ考えて、「自分はこう思うのですが、どう思いますか?」と訊ねる。少なくともそこまでの誠意を見せないと、誰も協力してくれないでしょう。

③だって◯◯さんが・・・

よく新入社員が発するのを耳にします。こう発することで、自分には非が無いということを訴えているのでしょう。言われた方は、言い訳にしか聞こえません。実際は○○さんが原因なのかもしれませんが、そこを訴えたところで何の解決にもなりません。原因追求も大事ですが、それ以上に解決方法を考える方が大事です。誰かの非を探すよりも、誰かの良い所を探す、そういった視点が、ポジティブな思考を生み出します。

④もしできなかったら・・・

できなかった時の話をする人。この言葉を口にすることで、自分だけでなく、周りの人も皆、頭の中でマイナスなことを考えるようになります。負が負を呼ぶマイナスの連鎖となり、チームに悪い影響を与えます。もちろん、リスクヘッジの為に考えることも大事ですが、言葉にする必要はなく、頭の中で考えれば良いことです。それよりも優先させるべきは、どうやって実現させるのかを考えること。そうすれば、できない事なんて1つも浮かばないはずです。

⑤知らなかったです

③と同じく言い訳にしか聞こえません。自分に非が無いことを主張したいだけですね。知らないなら、知る為の努力をするべき。教えてもらうのを待っているようじゃ、いつまでも成長しません。それでも知らなかったのなら、そこは「すみません、教えてください」で良いと思います。知らないことは、出来ない理由にはなりません。

⑥どーせ

この言葉が頭についただけで、話を聞く気が無くなります。この言葉の後ろには、ネガティブな事しか来ません。また、物事を軽く捉えている気持ちが伝わってき、真剣さも感じません。「どーせ」ではなく「せっかく」という言葉を使ってみましょう。それだけで印象はガラリと変わると思います。

⑦無理です

この言葉を頻繁に使う人はかなり重症です。出来ない事にフォーカスしている人です。不可能と思い、投げやりになっている心の表れですね。この世に無理なことって、そんなにあるのでしょうか。無理と一言で片付けるのではなく、出来ないなら出来ないなりに、このままの条件ではできませんが、ここをこうすると少しはできます、と少しでも出来る方法を考え提案する姿勢が、状況を進展させると思います。

⑧分かってますけど・・・

言い訳の常套句ですね。分かってないから今の状態なんでしょ!?と言いたいですね。分かった気になり、自分は間違っていないことを主張し、更にその後にはネガティブなことが続く。どれだけ自分を守りたい人なのだろうと思ってしまいます。世の中100%分かることって無いです。どんだけ理解したと思っていても、それは分かっているつもりでしかありません。それよりも、他に分かっていないことは無いか、より分かる為にはどうしたら良いかと、理解を深く深くしようとする気持ちが大切です。そうすれば、100%は無理でも、それに限りなく近くすることはできます。

⑨後でやります

すぐやれ!!笑

⑩何とかなる

希望的観測にすぎません。現実逃避、神頼み。願うだけでは結果は変わりません。ギリギリのギリギリまでやり切って、最後の0.1%ぐらいは願っても良いと思いますが、大抵この言葉を使う人はタイミングが早すぎるように思います。諦めず、最後まで可能性を求め続けた人だけが、何とかなるのです。

 

言葉で変わる

どの言葉にも共通するのは、マイナスを見ているということ。事実は1つしかありません。それをどのように捉えるのかが重要で、それによって行動が変わり、結果が変わっていきます。マイナスを見ている人には、自然とマイナスの結果が表れますし、プラスを見続けている人は不思議とそういう結果がついてきます。

だから発する言葉も重要です。言葉にはその人の思考が表れます。何にフォーカスしているのか。発する言葉を変えるだけで、思考も変わっていきます。思考を変えるのが難しいと思う人は、まず発する言葉を変えていくと良いでしょう。

今回はマイナスの言葉を挙げましたので、次回はプラスの言葉について書いてみます。

 

by 十専口人