二人で考えすぎるブログ

二人で、考えすぎずに書く練習をしています。

最速で不幸をつくる、3つの習慣

あなたは今、幸せですか?
自分は幸せだと、自分に言い聞かせるためでなく、断言することができますか?
あなたの周りには、心の底から幸せそうな人がいますか?
 
人は皆、幸せになりたいと心から願い、必死に生きています。にもかかわらず、今、実際に心からの幸せを感じている人はとても少ないですよね。これはいったいどうしてなのでしょう?
 
実は「幸せを感じられない」「不幸を感じている」人には、共通するいくつかの習慣があります。幸せを感じられないのは、努力が足りないからではなく、不幸グセがついているからなのです。そのクセがある限り、どんな物を手に入れても、どんなに成功しても、決して幸福を感じることはないようなのです。
 
あなたも、不幸グセがついていませんか?
「不幸な人に共通する、3つの習慣」を見ていきましょう。

①人の目を気にする。

何よりもまず最初に挙げたいのは、「人の目を気にしてしまう」習慣。
人の顔色をうかがうこと、多くの人がいいと言うものを選ぶこと、人に褒められたいと願うこと、誰かに批判されたり笑われることを気にして、自分の本当の気持ちを隠してしまうこと。
こうしたことのすべてが、あなたをみるみる不幸へと導いていきます。
人の目を気にしてばかりいると、あなたの目的は「幸せになること」から、「人に幸せそうだと思われること」に簡単にすり変わり、結果として、表面を取り繕うことに人生の大半を費やしてしまうでしょう。そして、気が付いた時には、自分の本当の気持ち、本当の欲求は何なのかということが、すっかり思い出せなくなっている。
そういう人がどれほど沢山いるか、考えてみて下さい。
自分を幸せにしたければ、自分の心の声を敏感にキャッチしなければいけません。人の意見や目線で、その声をかき消してしまわないように、注意することが大切です。
 

②不安にもとづいて行動する。

何かの行動を起こしたり、いくつかの選択肢の中から結論を導くとき、いつも「不安」「恐れ」をベースに判断を下す人がいます。例えば、AとBの道がある場合、Aで失敗した場合と、Bで失敗した場合のダメージを想像して、ダメージが小さいと思われる方を選ぼうとする。また、リスクを嫌い、より安定している(と思われる)道を選ぼうとする。
もちろん、物事のリスクを冷静に見つめることは大切なことです。前向きでいれば全てが上手くいくほど、人生は甘くはありませんよね。
しかし、リスクを恐れるあまり、生きることが単なるリスク回避の連続になってしまう人は多いものです。
「夢を追いかけて失敗することを恐れて、嫌いだけど安定した職業で定年までを過ごす」
「相性に関わらずお金持ちと結婚し、多少不満があっても別れようとしない」
「生活を切り詰めてたくさん貯金をし、そのお金を使う機会はずっと訪れない」
「生きるために働いているのか、働くために生きているのかわからない」
世の中にありふれていますよね。
死ぬことを恐れるあまり、生きることを楽しめない。失敗を恐れるあまり、自分の本当の願いを認めることができない。
リスクを見つめ回避することは、あくまで幸せに生きるため、自分の願いを叶えるための手段であるべきで、それ自体を目標にしてしまうのは本末転倒です。

③我慢して努力をし続ける。

多くの人が、我慢や努力を美徳だと考えています。我慢した結果、最終的に報われると
いう物語を、人は古くから愛してきました。
確かに、逆境にさらされたとき、苦しみに打ちひしがれたとき、「この後きっと良いことがある」と信じることで、救われる瞬間もあるでしょう。しかし、「我慢」や「努力」を過大評価することこそ、不幸の入り口です。
「私ばっかり、損な役回りをしてる」「私ばっかり、我慢している」「こんなに頑張ってるのに、どうして結果が出ないんだろう?」こうした嘆き、やり場のない愚痴はすべて、「我慢」や「努力」を過大評価した結果ではないでしょうか。
苦痛を感じたとき、その苦痛から逃れようとするのは自然なことです。

不幸を作るのは自分の心

物事そのものには、幸も不幸もありません。

ただの事実がそこにあるだけで、それが心に投影された時に、幸せになったり、不幸になったりします。

あなたが今不幸だとしたら、それを自分自身で作り出す自分の心の動きに目を向けてみましょう。

 

以上でございます。

 

宇井都