二人で考えすぎるブログ

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好きな事でお金を稼ぐには? その2

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こんばんは。セブンの梅おかかのおにぎりが大好きな十専口人です。おにぎり買う時は絶対これです!(≧o≦)b

さて前回は、好きなことでお金を稼ぐ方法について書きました。

hitorino.hatenablog.com

おさらいしますと、

【お金を稼ぐ為にやるべき事】

  1. ミッション・ビジョンを決める
  2. 商材を決める
  3. 商材を売る為のツールを作る
  4. 商材を洗練させていく
  5. 共感してくれる人(企業)を見つける

今回は具体的な例を交えながら、もう少し詳細に書いてみます。

お菓子作りが好きな人がお金を稼ぎたいと思った場合

①ミッション・ビジョンを決める

考え方の基本は、自分の好きな事で世の中にどんな価値を提供できるか?、もっと簡単に言うと、どう人の役に立つ事ができるのか?を考えると良いです。

例えば、
・ミッション・・・自分の作ったお菓子で皆が幸せになり、争いの無い世界を目指す
・ビジョン・・・自然と笑みが出て、食べたら心が落ち着くお菓子を作る

ミッションが最終的なゴール。ビジョンは、そのゴールへ向かう為に何にこだわるのか。自論ですが、ミッションやビジョンはとにかく簡単な言葉を使ってシンプルにするべきです。まず本人が腑に落とさなければ意味がありません。自分でイメージでき、強く願えるものにしなければいけません。ここがお金稼ぎの肝です。ミッション・ビジョンがしっかり説明できなければ、芯のない、どこにでもあるものになってしまいます。ミッション・ビジョンに拘りを持てば持つほど、世界に一つだけの価値あるものになっていきます。

②商材を決める

ここには幾つかのステップがあります。

1.売りを決める

上記ミッション・ビジョンを達成する為に何を売っていくのか?を決めていきます。飴、クッキー、煎餅、ケーキ、チョコレート、などなど。沢山の商材が考えられます。お菓子屋をやれば良いんじゃない?と思う方もいるかもしれませんが、その考え方はお金を稼ぐ事から遠のいてしまいます。お菓子屋をやるのは良いんのですが、何を売りにしていくのか、というのが重要です。普段お店を選ぶ時を想像すると分かると思いますが、「あそこの明太子パスタが超美味しい」「あそこのカレーは激辛」「あそこの定食は量がはんぱない」「あそこの居酒屋は全部安い」など、何かしらお店の特徴を意識していませんか?それが、そのお店を選ぶ理由になります。商材を決めるとは、お客さんが選ぶ理由を決める事なのです。あなたのお店の強みを作っていくことです。ここも、あなたが本気で好きなこと、熱くなれるもの、夢中になれるものにするべきです。その思いが強ければ強いほど、魅力的な商材になります。ここでは、「クッキー」としてみましょう。

このクッキー、ただのクッキーではいけません。①のミッション・ビジョンを達成する為のクッキーですから、その為にはどんなクッキーが良いのかを考えなければいけません。イメージしやすいのは、ビジョンから見ていくことです。①で決めたビジョン「自然と笑みが出て、食べたら心が落ち着くお菓子を作る」に沿って、クッキーのアイディアを出していきます。ブレーンストーミングという作業です。とにかく、思いつく限りのアイディアを書き出してみてください。ここでのポイントは「できない」と考えないことです。できるできないに関わらず、出しまくる事。時には人に聞いてみるのも大事です。どんなクッキーだったら嬉しい?どんな時にクッキー食べたくなる?など。実際に商材を買うのは、自分以外の人です。その人の意見が非常に重要です。自分以外の意見を沢山聞くことも、商材を決める上で重要なポイントです。

今回の売りは

「動物の顔をイメージした、ハーブ入りのクッキー」

としてみます。

2.コンセプトを決める

売りを決める際にも意識しておくべきは、商品のコンセプトを決めることです。私なりのコンセプトの定義は、

・目的・・・どういう目的で商品をつくるのか

・メッセージ・・・商品を通じて何を伝えたいのか

を考えることです。ただ、コンセプトから考えると具体的な商材が決まりにくいです。まずは、見た目や味など具体的にイメージできる表面的な事からアイディアを出していき、ある程度固まった段階でコンセプトを決めていくのがおすすめです。色々な人に説明していくうちに、自分の考えや思いが明文化されていきます。それがコンセプトの原型になっていきます。人に相談するのもコンセプトメイキングの重要な工程です。

今回の場合、

目的・・お客さんを笑顔にし、リラックスさせる為のクッキー

メッセージ・・・落ち着くとイライラした事も忘れられる

としてみます。

3.ターゲットを決める

誰に売るのか、その層を具体的に決めていきます。国、年齢、性別、趣味、職業、収入など。どういう人に買ってもらいたいか、どういう人に買わせたいのかを決める事です。完全に決めうちしなくても良いですが、より多くの人に食べてもらいたい、世界中の人に食べてもらいたい、などアバウトになればなるほど、売る為の戦略に困っていくと思います。逆に幅を狭く狭くして、ニッチな層で勝負するというのも手かもしれませんが、その場合は、市場を徹底的に調べ、価格設定をしっかり行わないと、稼ぐことは難しいでしょう。

今回は、

「3~5才の子供を持つ30~40才の女性」

にしてみます。

③商材を売る為のツールを作る

②で決めた商材「クッキー」をどうやって売っていくのかです。

1.商品名、キャッチコピー、価格を決める

まずは商品名を決めなければ始まらないですよね。この辺は得意不得意が分かれるところですので、得意な人に任せるのも手ですね。私は苦手な方なので、よく誰かに相談します。その場合も、しっかり商品のコンセプトは伝えます。コンセプトを見えるかたちにしたものが商品です。商品名やキャッチコピーは、コンセプトを分かりやすく表現し、商品をより印象的に魅せる為にあります。商品をどんな雰囲気にしたいのか、形容詞や修飾語をいっぱい出していくのも良いでしょう。(ブレーンストーミング

今回の商品名は「ほっこりクッキー動物園」

キャッチコピーは、「食べる動物園?ちょっぴり可愛い、ハーブ入りクッキー」

としておきます。(安易ですみません、本当苦手なもんでw)

価格は、制作するのにいくらかかるのか、1日どれくらい作れるのか、1つ売るのにいくら儲けがあるか、1ヶ月の必要経費(制作道具、人件費、家賃、光熱費、電気代)などから算出します。この時に、必ず自分の人件費を入れることがポイントです。商品の価格は一度決めると、なかなか変更できません。(安くする分は良いでしょうが・・・)。自分の人件費がいくらかと考えるだけで、モチベーションが変わってきます。お金じゃないと思いながらも、継続していくにはお金が必ず必要です。また、自分はこれだけの価値を生み出しているという指標が、売上げだったりします。先の事も考えて、慎重に価格を決めましょう。

2.売る場所・方法を決める

商材をどうやって売るのか、決めていきます。お店を作るのか、どこかに卸すのか、ホームページで販売するのか、通販サイトで販売するのか、などなど。これは、予算や人材の関係で制約される場合もあります。人によると思いますが、私はコツコツやっていく事が一番の近道と考えるタイプですので、まずは一人でやれることを考えます。

今回だと、「通販サイトでの販売」と「知り合いのお店に置いてもらう」をまずやりますね。その間に自分でホームページ制作の勉強をする、もしくはできる人に依頼して、自分のページを作る為に動いていきます。

3.プロモーション方法を決める

販売方法が決まったら、次はプロモーション方法を考えます。営業訪問、TVCM、チラシ広告、バナー広告、YuTube広告、SNSなどなど。これも予算と人材が影響してきます。また、何が効果的か、ターゲットによっても変わってきます。まずは「ターゲットがよく集まりそうな場所」を考えてみます。今回の場合だと、ターゲットが主婦なのか、働いている女性なのかでも変わってきそうです。今回は、イライラすることもより多いであろう働く女性に絞ってみます。すると家にいる時間が短いので、CMやチラシよりもインターネットツールの方が効果的だと考えるでしょう。更に30~40代女性が気にするであろう、美容やダイエットのサイト、あるいはオシャレなカフェ、スイーツなどのサイトにバナー広告を貼ってみるのも良いでしょう。また、口コミで広がるSNSを使って拡散することも手かもしれません。あるいは、ターゲットがよく通るであろう幼稚園や保育園の前で、路上販売をやるという方法もあるでしょう。ポイントは、ターゲットがどういう生活をしているのか、普段よく利用しているのものは何か、商材を欲しくなるタイミングはいつか、と相手の立場になって考えることです。よく分からなければ、ターゲットとなるであろう人に直接聞くのも良いでしょう。とにかく、プロモーションは、売る相手を知ることに尽きます。知る過程の中で、効果的なプロモーション方法が見つかっていくはずです。

続きは次回へ

書き始めると、意外と長くなってしまったので、続きは次回にします。φ(^^;)

 

by 十専口人