二人で考えすぎるブログ

二人で、考えすぎずに書く練習をしています。

好きな事でお金を稼ぐには?

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こんばんは。久しぶりにポルノの「ヒトリノ夜」を聴いてテンションだだ上がりの十専口人です。アニメGTOのOPソングですね。

GTO OP ヒトリノ夜 - YouTube

いやー当時このオープニング映像見て、カッケ〜って思ってましたが、そのかっこ良さは今も色褪せないですね。こういう番組全体のテーマをイメージで表現できるのって、やはり才能ですね。上手いことGTOの世界観が表現されているなと感心するばかりです。

さて、今回は「好きな事でお金を稼ぐ方法」について書いてみます。好きな事で仕事を始めたいけど、どうやってお金を生み出せば良いのか分からない人って結構いると思うんですよね。

実は、先日独立を果たした後輩が起業の報告に来たのですが、これからどうやって会社を成長させたら良いか分からず悩んでいる、と相談を受けました。その後輩は、アニメクリエイターを集めて会社を起こし、オリジナルアニメの制作をやろうとしています。私は起業までした事は無いので、そこまでのアドバイスはできませんが、少なからず新規事業を軌道に乗せ、収益化まで持ってきた経験があるので、そこから話せることを話しました。世の経営者からすると大した事していないですが、今から何かを始めようとしている方、好きな事で事業を起こしたいという方の参考にはなるかもしれません。今回は、実際に私がやって成果のあった方法をまとめてみます。

お金を稼ぐ為にやるべき事

①ミッション、ビジョンを決める

ミッション・・・使命、目的、企業の存在意義などで表現されるもの。会社や事業を通して、どんな社会を実現させるのか、世の中にどんな価値を提供するか、などを表したものです。最終的に目指すべき理想のゴールのようなもの。
ビジョン・・・目標、方向性、行動指針などで表現されるもの。ミッションを達成する為の行動指針、会社がどういう組織を目指すかなどを表したものです。ゴールに向かう為にどんな道を歩んでいくか、ということです。

どちらも決めるのは簡単なことではありません。しかし、ここを決めないと事業としての展開はあり得ません。このミッションとビジョンは、何かあった時に立ち返る原点のような場所です。そもそも何を目指すべきだったか?今やっていることはゴールに向かうことなのか?と確認し、方向性をブラさない為のものです。もしビジネスとして何かを始めるのなら、それでお金を稼ぎたいのなら、好きだけでは越えられない壁があります。社会に何らかの価値を与えるものでなければ、お金は稼げません。だって価値がなければ、お金を払う人なんていないのですから。

②商材を決める

ミッションとビジョンを達成する為に、何を売っていくのかを決めるという事です。物に限らず、技術や知識、人やシステムなどお金が発生するであろうサービス全てです。ただここで注意が必要です。よく独立したてのクリエイターに、何でもできます、やります、と言う人がいます。しかし、「何でもできます」は裏を返せば、「何をやれば良いか分かりません」と言っているようなものです。ミッション、ビジョンに沿っていることは勿論ですが、他の商品やサービスと何が違うのか、売りや強みは何なのか、明確にプレゼンできなければ、激しい競争社会で生き残るのは難しいでしょう。徐々にやれる事を広げていくのは良いと思いますが、まずは軸を作る事が先決です。何で勝負をしていくのか、それがあなたの強みであり、色になります。

③商材を売る為のツールを作る

商品名、ロゴ、営業資料、ホームページ、CM、SNSチャンネルなどです。売る為に必要なツールを作っていくこと。いくら魅力的なものでも、それを売る手段がなければお金は生まれません。まずは世の中に知らしめなければいけませんし、買いたい、使いたいという欲求を駆り立てなければいけません。その為のプロモーション方法までを考える作業です。

④商材を洗練させていく

いわゆるPDCAサイクルを回していくということです。売って、消費者の反応から考察し、改善していくことです。市場調査や競合他社を調べることもそうでしょう。商材が決まったら、まずは売ってみることです。あまりにも先の事ばかり心配して、プランが全然進まないのも考えものです。とにかくやってみて、その結果から対策を考え改良していく。そうやって何度も失敗を繰り返し、商材を研ぎ澄ませて行くことも大切です。

⑤共感してくれる人(企業)を見つける 

商材を売るだけでは、大きく稼ぐことは中々できません。ユーザーはユーザーでも、ヘビーユーザーを増やしていく事が重要です。そういったユーザーだけのコミュニティを作って商品価値を高めるのも一つの手です。ここでは目標を数値でしっかり決めることです。売り上げ、ユーザー数など何でも良いですか、目指すものを明確にするということです。その為のノルマを決め、達成する為に何をしたら良いかを考えることです。
そして、商品やサービス自体を気に入ってくれる人も大事なのですが、もっと大事なのは、ミッションやビジョンに共感してくれる人を探すことです。あなたと一緒に仕事したら何か面白そう、と言ってくれる人を見つけること。そういう人達はお客さんからファンへ、ファンから仲間へと変わっていきます。1人で出来る事には限界があります。自分の志に共感し、一緒に歩んでくれるパートナーが見つかれば最高です。その為なら、時間も労力も惜しまずに投資するだけの価値があります。

次回につづく

以上が、私が実際にやって成果のあった方法です。この先は私も未知の領域ですので、まだ分かりません。ただ、ここまで来るとお金を稼ぐ能力はきっと身についているはずです。この基本が身につけば、ジャンル、分野問わず応用できるでしょう。今回はかなり抽象的な要素が多かったので、次回は具体例を出しながら①〜⑤の流れを説明してみます。今日はここまで☆


by 十専口人