何故人は「バチェラー・ジャパン」に熱狂するのか
こんにちは宇井都です。
十専口人が見ているという事実がもう面白すぎて(一個前の記事に感想あり)、
私もこういう恋愛リアリティ系の番組には1ミリも興味がないのですが、
思わず見始めちゃいましたよ。十専口人の記事とは全く違う切り口で、私が感じたことを好きに話そうと思います。
全世界で放映される大人気番組「バチェラー」がついに日本上陸、、ということで。
私は十専口人からの前情報もありましたし、まあ、あんな感じでこんな感じの番組なんだろうなあと思いながら再生ボタンを押しましたが、
うん、まあ完全に想像通りの番組でしたねえ。
まずはネタにマジレス
まずは素直に思うんですけど、この状況まじで妙ですよね。笑
なんだこのエロゲみたいなシチュエーションw
こんな状況で恋愛できるやついないだろ。
ていうか女性が25人揃って、事前に情報があるとはいえ、全員が初めて会った男性を好きになるなんて絶対に絶対に絶対に400パーありえない。
仕込みなしでリアルにこの状況作ったら25人中、少なめに見積もっても20人が
「やwww実際会ったらまじないんだけどwwwキモくない??ww」とか言って影で超盛り上がるやつだぞ。
女のジャッジは異様に厳しいっていうか、みんな好みがピンポイントだからね。。。。
こんだけハイスペックな男性でもリアルな恋愛の場ではそんなもんです。人はスペックだけで人を好きになるほど単純ではありません。結婚相手を打算で決めることはあってもね。
ので、女性たちは本気で恋愛をしているのではなく、
「長く番組に出続けること、有名になること」を主目的に動いてると考えるのが自然でしょう。
それプラス、
「恋愛という場において魅力的で、選ばれし唯一の存在」という座を巡って、
女のプライドをかけた戦いを行っている、という感じですね。ま、そこにもしかしたら
「玉の輿に乗れたらラッキー」とかもあるのかな。
まあとにかく、彼女たちはバチェラーを本気で好きになっているわけではない。
「目立ちたいから番組に出たい。出たからには、ハイスペイケメンに選ばれる最強に魅力的な女として勝者になりたい」これです。まあ、番組の建前として、リアルな恋愛をしているフリはしててもね。
なので、実際的には
リアルな恋愛の戦いというより、太客を巡るキャバ嬢の争いに近いと思われる(キャバ界のことよく知らないので適当なこと言ってたらごめんなさい)。
バチェラー笑
てかもうバチェラーのイケメン然とした佇まい見てるだけで笑うわ。
進行役が「バチェラー!」っていい声で呼ぶたびにウケる。
バwwチェwwwラーwwwwってなっちゃうわ。笑
個人的には進行役の方がタイプだ(って言ってる人たくさんいそう)
なぜ「バチェラー」は人気を呼ぶのか
私が改めて考えたのはここんとこですね。
「バチェラー」がこれまでの恋愛リアリティショーと違うところは、
「女同士の戦いを主軸にしているところ」じゃないかな。
結局これまでの恋愛リアリティショーにおいても、視聴者が盛り上がっているのは、女性たちが一人の男性を狙って争っているシーンだった。だったら、もうそれだけで番組作っちゃえ、みたいな豪快さを感じるんだけど、どうでしょう。
私本当にこの手の番組見ないから、勘違いかもしれないですけど。
多分、視聴者のゴシップ欲をガンガンくすぐる仕組みなんですね。
「あの女まじ腹立つよねー!」
「まじなくない?」
「あの女地味だと思ってたのにいきなりで出しゃばってきたよねー!!」
「てかあいつブスじゃない??」
「あいつ絶対整形」
「まじぶりっ子ムカつくー!!」
みたいな話をしてる人たちの盛り上がりはまじで異常
っていうと、ああ、そんな女いるよねーとか安易に考える方もいるかと思いますが、
男も同じように盛り上がります。異性目線だから、「俺ならこいつとはムリ」「あいつを推すなんてお前B専だな」とか、そういう盛り上がり方もできちゃうの。
雑誌のミスコンのページ見て盛り上がってるあの感じ。
「争う女」「女の敵は女」みたいなのってゴシップの定番だよね。
でもまあ、そういうの好きな人がそういうのを見てて、出演する側もそれをわかってて出演する。作る側も、そういうの好きな人の為に作ってる。
だからもう、そこに興味のない私が文句を言う方がおかしいですね。
見るに耐えないことはないけど本当にどうだっていい
2話ほど見ましたがなんの感情も湧いてこず、
「わー、ゴージャスな設備」
「わー、可愛い子がいっぱい」
「わー、イケメン」
「バwwwチェwwwラーwww」
でした。女性たちもみんなハイスペック。みんな誇りにしてる仕事とか特技とかあって綺麗で素敵だと思ったよ。いやまじで。
ちょっとだけでも見たことによって、誰かに
「バチェラー見た!?」って言われたらちょっとだけ話題にのれるから、その点は良かったなあと思いました。
NOT FOR ME の一言。
以上でございます。
宇井都