二人で考えすぎるブログ

二人で、考えすぎずに書く練習をしています。

あなたの組織は大丈夫?

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こんばんは。ミニドローンを購入した十専口人です。今バリバリ練習中です。いずれ本物のドローンも飛ばせるようになります!ᕦ(ò_óˇ)ᕤ
このブログを始めてから2ヶ月が経ちました。時が経つのはあっという間ですね。毎日真剣に生きないとなって思います。
さて、今回は「組織」について考えてみます。あなたが属している組織は、活性化していますか?それとも不活性ですか?

どんな組織に属するかで、あなたの成長度合いも変わってきます。延いては人生にまで影響をもたらすものです。もし、不活性な組織に属しているのであれば、今すぐ何とかした方が良いです。

不活性な組織とは?

不活性な組織とはどんな組織のことを言うのでしょうか?不活性とは、活性、つまり活力を奪うことです。ここでは、活力が生まれない組織や活力を奪う組織のことを「不活性な組織」と定義します。この組織には、いくつかの特徴があります。

①目標・目的が共有されていない

何の為の作業なのか、どこに向かう為のプロジェクトなのか、どんな組織はを目指しているのか、等が共有されていない組織は、進行も成果が出るスピードも遅いです。大きな組織になればなるほどそれは起こりやすいもので、担当者が変わるだけで丸っきり対応が変わるという経験を皆さんもしたことがあるのではないでしょうか。それは、組織内で目標や目的が共有されていない可能性が高いです。

②組織と個人が切り離されている

メンバーが、仕事を与えられた業務として捉えている組織です。与えられたからやるという意識が強く、与えられなければ何もやらない人達で固められています。何が起きても組織の責任。自分事として捉えられないので、情熱も注げず、仕事に対する本気度も低いです。組織とプライベートをきっちり線引きするので、業務時間外の作業はしない。こんな組織は、どう考えても前進するはずないですよね。

③意見を述べる場が無い

メンバー1人1人の考えや意見を聞く場、発言する場が無い組織も問題です。それが続くと、メンバー全員が、自分はいてもいなくても何も変わらないんだ、という感覚に陥ってしまいます。最終的には、言われたことだけをただやる機械人間の集まりになってしまいます。

また、意見を述べる場が無いということは、考える習慣が無くなるということです。自分で考えることができない人は、ちょっとした状況の変化にも対応することができません。同じミスを何度も繰り返し、一つも改善されないままの組織となってしまいます。

④意見しか言わない

③の逆です。意見は沢山述べるが、何一つ行動に結びついていない組織です。好きなだけ意見を言うが、実行に移す具体的な案は提案されない。現状の否定は沢山するが、改善策は一つも言わない。そういった人達が集まる組織は、問題が起きないよう起きないように動くので、現状維持しかできません。石橋を叩くだけ叩いて、渡る気は全く無いのです。

⑤リスクばかりを主張する

何か新しいことを挑戦しようとしてもリスクばかりに目がいき、失敗しない確実な方法を見つけることに必死な組織です。無難という言葉が大好きで、冒険することが大嫌い。少しでも問題が起きそうだと感じた芽は、すぐに摘み取ってしまう。出る杭は、埋もれるまで打ちまくる。そういう組織では、誰も成長できません。

⑥趣味嗜好で動く

アーティスト集団ならそれでも良いかもしれません。ただ、様々な考えを持った人達が集まる一般的な組織ならば、判断が大きく分かれる趣味嗜好を基準にするべきではありません。人が変われば判断も変わってしまい、組織としての判断までコロコロ変わることになります。そんな組織では、まとまりが生まれるわけありません。好き嫌いの好みで物事を判断するのではなく、そう判断する理由を明確にし、理論的に組織内で共有していくことが大事です。そうすることで、誰もが同じ判断基準を持つことができます。

⑦生産性のない時間が多い

何も決まらない会議、報告だけの会議、議事録や出張報告書などがやたらに多いなど。何も生まない時間が多い組織のことです。会議と報告書だけで一日が終わったという人も沢山いるんじゃないでしょうか。

確かに報連相は組織を活性化するには必要なことです。しかし、それは最低限のレベルにとどめるべきです。非生産的な時間を片っ端から削っていくと、いかに無駄で非効率な時間を過ごしていたのかが分かります。また、生産性の無い時間はメンバーのやる気まで削ぎ落としてしまいます。

不活性な組織の恐ろしさ

不活性な組織の恐ろしいところは、人から人へ無意識のうちに伝染してしまうことです。自分はそういうつもりではなくても、組織にいる内にその雰囲気に慣れてしまい、考え方も自然と染まってしまいます。解決するには2つの方法しかありません。

「抜け出す」か「変える」か。

活性化している組織を見つけてそこへ移る方法。あるいは、自分で組織を活性化させてしまう方法です。どちらも簡単なことではありません。が、やろうと思えばやれることです。
では、活性化している組織とはどんな組織か?また、組織を活性化するにはどうしたら良いのか?
それは次回に☆

 

by 十専口人