二人で考えすぎるブログ

二人で、考えすぎずに書く練習をしています。

顔が綺麗だからといってモテるほど世の中は甘くない

こんにちは、宇井都です。

昨日の十専口人のエントリを読んで、パスタとおにぎりのセットが大好きって可愛すぎか、っていうかそんなセットある?と思いました。

さて、今回はもう完全にタイトルが全てなんですが笑

これだけのことが、そう、もう本当にたったこれだけのことが、わかってない人が意外と多いですな、と思うわけです。

「顔が綺麗ならモテる」なんてそんなわけなかろう。

顔が綺麗というのはいわば、おしゃれな外観のレストラン、というくらいの意味合いしかない。外観だけで人が来るなら世話はいらない、飲食コンサルは廃業である。

いや、顔が綺麗なだけなんて、おしゃれな外観のレストランにすら達していないかもしれない。せいぜい、「キッチンが清潔な店」くらいの意味しかない気がする。そりゃあキッチンは不潔なより、清潔な方がいいに決まってる。100人の客に聞いたら、95人は「そりゃまあ、清潔な方が」というだろう。でも、キッチンの清潔さで店を選ぶ人は、100人に5人もいないだろう。

世の中はそんなに甘くはない。

「顔だって悪くないのに」

「仕事だってちゃんとしてるのに」

「性格もいいのに」モテない。そんな人ゴロゴロゴロゴロいる。そのゴロゴロゴロゴロしてる沢山の人と一緒になってゴロゴロしてても、誰かが見つけていきなり一目惚れしてくれるなんてことはない。

人は理屈で人を好きになることはできない

「悪いところがない」という理由で誰かを好きになる人なんかいない。

飲食店を開業する人間が、

「料理がマズくなくて、外観も悪くなくて、清潔で、立地も悪くない店を作ればそのうち儲かるっしょ」とか言っていたら、お前はアホかと思うでしょう。

人の心はそんな風にできていない。

「料理もそんな美味くないし、外観もきったないし、立地も超悪いのに、なんか、ここに来ちゃうんだよな〜」

なんて常連がブツブツ愚痴りながらカウンターに通ってる店も多いものです。掃いて捨てるほどある飲食店の中から、「今日はここに行きたい!」と選んでもらうためには、理屈では語りつくせない「魅力」がどうしても必要。ね、当たり前ですよね。

人が理屈で人を選ぶ瞬間

「でも、特に欠点がない店なんだったら、客がゼロってことはないでしょう」と言う反論が聞こえてきます。うん、それは確かに。

でも、そういう店にくる客はどういう層なのか考えてみましょう。

「どこだっていいから、手近なとこで食べよう」と思っている人たちですよね。

これを人に置き換えると、

「誰でもいいからヤリたい」

「誰でもいいから結婚してほしい」とか、そういう人たちになるわけです。そしてそういう人たちは、その店に入れなくても、なんのためらいもなく他の店を探します。だってどこでもいいんだもん。

でも「条件は悪くないのに、何でモテないのか」と憤慨する人って、そういう「誰でも良い人たち」に選ばれることは「モテ」だと認識していないのですよね。まあ、そりゃそうですよ。誰でも良いから別にお前で良いよ、と言われて嬉しい人はあんまりいないでしょう(ものすごく自己評価が低い人だと、それでも喜んじゃう時があるけど)。

魅力とは個性

「お前でなくちゃダメだ!」「あなただから付き合いたい!」と思われるためには、個性が必要です。他の人との違い。

あなたがモテないんだとしたら、それはブサイクなせいではありません。あなたが持っている個性に魅力を感じる人が少ないということです。もしくは、死ぬほど没個性的であるか。そのどちらかしか有り得ません。

前者ならまだ救いがある、と私は思います。あまりモテないタイプの個性でも、そこに魅力を感じるマニア・おたく・変態は、ゼロではないかもしれない。

でも、没個性的な人のモテなさ、モテなさというか、選ばれなさは重症です。人間関係の中で、どこまでも替えのきく部品になってしまう。

だから個性を大事にしよう

なんかよくわからない結論になりましたが笑

ブスだからもてない、ブサイクだからもてないというのは完全に言い訳というか、「もう、そこのせいにしてるあたりがモテない所以ではないですか?」としか言いようがないし、

「私ブスじゃないのに…なんでモテないのかな」という人には、

「あなたの個性がぶっ飛びすぎてるから」または

「個性がなさすぎて選ぶ理由がないから」という言葉をお送りしたいと、そういうことを私は言いたい。

以上でございます。

 

宇井都